お仕事
経営者の父を持つ私はどっちの苦悩も分かるような気がする
私の父は建設会社の社長をやっていました。
27歳(?だったかな?)で独立。以来25年以上会社の社長という立場。
ナウルという国に行ったり。情況によっては仕事がまったくゼロだったり。
そんな父を支えながら経理をやっている母がいて。
あまり仕事のイヤーなところは娘に見せない父ですが、やはり大変なときの苦労とかそういうのは感じていました。
27歳(?だったかな?)で独立。以来25年以上会社の社長という立場。
ナウルという国に行ったり。情況によっては仕事がまったくゼロだったり。
そんな父を支えながら経理をやっている母がいて。
あまり仕事のイヤーなところは娘に見せない父ですが、やはり大変なときの苦労とかそういうのは感じていました。
経営者であること。人を雇用するということ。
そこには、自分の家族よりも先に雇用しているスタッフのその家族に責任を持ちます。
自分のところの貯金を崩してでも、お給料は払わなくてはいけない。
それが、たとえ売り上げゼロの月でも。
社会保険も会社が補填して納めるから厚生年金の受給額が大きい。
そういう事を、私が社会に出てから色々教えてくれました。
父から切々と経営者の苦労話を聞くようになってから、私はなんだかどちらの気持ちも分かるような気がして、どっちつかずになります。
スタッフとして働いている時は、気軽に軽口たたいたり生意気言ったり。文句やなんやかんやもあります。今だってきっと変わらない。だけどふと立場を変えてみると、ひとつのトラブルにしても違った見解が出てくるんですよね。
難しいね。経営者と雇用されるスタッフ。お互いに意見をぶつけあって、どちらの立場も理解しあって、何よりも一番優先するべきはお客様という事を忘れずに会社を成長・維持していく。
会社運営は難しいよ。でもきっと小さな成功を経営者とスタッフで喜びあえたとき。お客様にありがとうって言われたとき。信頼を頂いたとき。少ないかもしれないけれどそんな小さな喜びがあるからやっていけるのかもね。
お父さんの会社はもうないけれど、話をもっとイッパイ聞こう。そしてヒントをもらおう。今まで出会った経営者には、これからの自分の指標になる哲学を作っていくヒントを頂いている気がします。一番身近な経営者である父からも吸収しなくては。
という真面目ブログ。