今日マチ子さんの装丁に変わったyomyomを読む読む(ベタ)

しゃーこ

2012年08月22日 12:33

レビューっていうと格好よいけれど、要はその対象となるものへの私的感想文な訳です。マンガに対するそれは熱い想いだったりします。

さて、今日は前号から100% ORANGEの装丁から一新、今日マチ子さんのイラストでちょっと少女寄りになった(?)小説雑誌「yomyom」のレビューです。

yomyomは「よむよむ」と呼びます。
ちなみにyomuyomu は創刊号からvol.23までは「100% ORANGE」というデザイナーの装丁でした。
バックナンバーで表紙の歴史が見れますが、すべてカワイイのです。
http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/backnunber.html

新潮社といえばパンダ。

yomyomはその顔ともいえるパンダがドカっと居座ってて、色んな作家さんが読める安定感もあり毎号買っていました。

しかし!今年の春、急にキラキラしたyomyomになっていたのです。

そう、装丁が変わっていました。今日マチ子さんというラフかつ繊細な絵を描かれるマンガ家で、初恋の甘酸っぱさを前面に感じます。(勝手に)。特に「みかこさん」は何ていうか高校生のそのイヤホンから流れるセツナさみたいなものを感じて、秀逸なんですがモジモジしてしまいます。

今日マチ子さんはステキなんですが、フワフワキラキラあますぎて私の中の「yomyom作品」のイメージがかなり変わってしまったのは事実です。

新装丁になって2号目のyomyom。100%ORANGEバージョンから引き継がれている連載・新連載とわず、新進気鋭(かどうかは定かではありませんが)のイラストレーターによるイラストが施されているのです。

なんというか、そのイラストがまたむず痒い。私が読むには「痛い」のです。

けっこう続いていた連載には愛着もありますし、自分なりのその小説に対するカラーが作られているのですが、なんというか、ブチ壊しです。 あ、今日disってますね。

でもこれは編集部が悪いんじゃない。

ターゲットが私よりかなり下なのだ。

そう、私は気づいてしまった。この絵の感じ、きっとライトノベルなら嵌るでしょう。しかし私はライトノベルを読んできたことがない。むしろ嫌いなのです。ダメなのです。マンガは好き。小説も好き。

だけど混ざるのは嫌なんですーーー!!!ホントにダメなんですーーー!(>_<)


どうしよう。ずっと読んできたyomyom。決して作家が悪いわけでもない、今日マチ子さんが悪いわけでもない。

ただ私が年を取ったということなのですorz


今後の購入についてはちょっと考えてしまいますね。

どうしても、作中に挿入されるイラストに「ゾワゾワ」感が否めない。


初めて本に振られる、ということを経験しました。

内容は充実していますよ。あしからず。

特に「一人っ子同盟」と乃南アサ・著の「芭子&綾香シリーズ」好きですね~。

・yomyom
今日マチ子
100%ORANGE

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