11/10公開 映画・悪の教典の原作を読んだ(ネタバレ有り)

しゃーこ

2012年11月04日 05:54


▲11/10公開。映画「悪の教典」公式サイト
あああ。怖い。なんて怖いんだ。

悪の教典、文庫本を読了。

これが映画になるってか!
忙しいのよ、それなりに。
でも借りてしまったのです。悪の教典の原作。

エロあり、バイオレンスあり。れはまさしく2010年代のバトルロワイヤル!

寝る事も出来ず、一気に一日で読破してしまった。
こりゃ、寝れないよ。ムリムリ。

ラストの主人公(であり、犯人)である「ハスミン」の凶行は、震えが止まらなかった。
またこのシーンが長いの。えんえんと恐怖なの。
終わる感じがしなくて、もし私が二年四組だったら…とずっと判断を迫られる感じ。

生き残った生徒のように頭も良くないし、きっと羊のように群れるんだわ。

怖いよ。。。怖いよ。。。

これはまさしく私が10代の頃に経験したバトルロワイヤルに感じた恐怖と一緒。
学校ものは本当に怖い。

良い人に見える人が犯人ってベタなんだけど、分かってるんだけど怖い。
対等に戦える人が出て来て希望を抱くんだけどすぐに打ち砕かれる。

あんだけ人数いて、誰かは外に出られるでしょ!と思うんだけど自分を投影して「いや、むりむり。私は絶対飛び出せないわ」と。

キャラ設定も細かくて、色んな先生・生徒に私も出会った錯覚に陥りましたが、生徒たちの人間関係は高校生のわりには若干幼いイメージ。中学生のような雰囲気でした。私の頃の高校生活はもっとドライだったような気がするんだけど、この本に出てくる生徒たちは無邪気でしたね。

映画、ハスミンが伊藤英明ということでなんだかしっくりきませんし柴原が山田孝之ってのはもっとしっくりきませんが、結局私はこの映画をみるんだろうなぁ。ああ、見るともさ。

■原作者の貴志祐介の小説、もっと読みたくなりました。だけど寝不足になりそう+仕事もつっかえてるのでこの辺にしてやるわ!

■バトルロワイヤルでは生徒たちの制服は「BATSU」というブランドがデザインしたものでした。あれ、可愛かったなぁ。今回は文化祭準備中ということもあって、きっと服装バラバラなんだろうな。

■お!映画に二階堂ふみちゃんも出るじゃないか!それも主役級。楽しみになってきた。

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