映画レビュー
映画【悪の教典】を観てしまった!伊藤英明演じるハスミンは…

風邪をひいて1週間以上たちますが、気管支炎を患い、本当に全然咳が止まりません!
しゃーこです!!!
しょっぱなから景気悪い入り方ですみません。
いや、本当に夜中の咳がおさまらなくて、どーしたもんか。寝不足で体力を奪われるという悪循環が続いております。
皆さんも風邪は甘くみないでくださいまし。。。
私は風邪をひいても野外に出て仕事バンバンした結果、こうなりましたから。
さて、本題。先日原作を読みました「悪の教典」映画を観てきました。(以下、上目線ですみません・・・)
感想は・・・頭が痛い!
同じく原作を読んだ姉と行ったのですが、二人とも観た後、鈍い頭の痛みを感じました。
きっと平気だと思っていても殺戮シーンに体が拒否反応を起こしていたのでしょう。(そんなカワイイところもあるのね、わたし★)
伊藤英明演じる蓮実(ハスミン)ですが、以外と悪くなかったです。
あの犬の眼のようなまっすぐな瞳の伊藤英明が、共感能力を欠くサイコパス役を演じるということで、私は
「あの黒目がちな伊藤さんには無理でしょ~」
というのが観る前の意見。
観た後は「あのタフな役は伊藤英明だから出来たかもしれない」と思いました。
そう、タフなんです。ハスミンは!
生徒総勢約40名+@を一気にヤルっていうんですから、そりゃタフですよ。
いちいちハスミンの全裸シーンがあったのが、面白かったです。きっとサービスなんでしょう。さすが海猿・伊藤、みごとな筋肉でした。
他、ゲイの久米先生との絡みがある前嶋くんも同様、描写が長かったな。あれもサービスなんでしょう、きっと。
あんな内容の多い話をどうやって映画にまとめるのかなー、と心配していましたが原作には無いストーリーなどもあって
時間短縮してましたね。脚本もそのまんまやるんじゃないから、頭使いますね。
それでも「あれ?このシーン原作読んでない人には短すぎないか???」というのは多々ありました。
14歳のハスミンのシーン、そしてアメリカに行ったときのエピソード。
この2つは原作でもかなり重要なシーンでしたが、サクサク描写されていてついていけない方もいたかと思います。
あと、納得いかないのは「マック・ザ・ナイフ」が流れる中、「よう、相棒」と語りかけるハスミンの幻覚。
この描写だと、ハスミンはちょっと精神に異常をきたしている様に写ります。それだとラストの「次のゲームをはじめてる」があんまり活きない。ハスミンは「冷静で、罪悪感もなく人を殺し、それを痛いとも悲しいとも感じない共感能力に欠けている」人なのだから、散弾銃が「brother!」と話しかけるあのシーンは、違う!と思うのです。
いやー、それにしても気分の良い映画ではないですね。血みどろだし。
フツーにホラーとかスプラッタとかのジャンルの血は当たり前ですが、日本映画のソレは描写がえぐいね。
あんまりオススメはしませんが、刺激が欲しい人は観てみても良いのでは。
言っておきますが、この映画にメッセージなんてありません!(あるかもしれないけど、私は受け取らなかった)
格言なんてないし、「だから仲間を大切にしよう!」だとか「おのれの信念を貫き通して!」とかは、ないです。
なので、エンターテイメントなんでしょう。娯楽ということです。
◆何度も引き合いに出しますが、やはり「バトルロワイヤル」の映画のクオリティーは素晴らしかったな。生徒数も悪の教典とはあんまり変わらないと思うけど、生徒のキャラ立ちがすごかった。だから「あの人は死なないで欲しい」とか「あいつは嫌なやつだ」とか感情移入が出来て、涙する場面もありました。北野武とかね、むしろかっこ良かった。その点、悪の教典は「圭介」役くらいかなぁ、感情移入したのは。「蓼沼将大」とかは原作ではもっと感情移入出来たけどなぁ。
◆この映画で一番良かったのは、やはり山田孝之演じる教諭「柴原哲朗」でしょう。彼がいなかったらこの映画はもっと弛んだものになったのでは。この役柄はキャラが原作とは違っていましたが、ラストシーンのアクセントとして好きでした。
◆考えたらこの映画を見たから風邪を悪化させたのかもしれない。
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同じく原作を読んだ姉と行ったのですが、二人とも観た後、鈍い頭の痛みを感じました。
きっと平気だと思っていても殺戮シーンに体が拒否反応を起こしていたのでしょう。(そんなカワイイところもあるのね、わたし★)
伊藤英明演じる蓮実(ハスミン)ですが、以外と悪くなかったです。
あの犬の眼のようなまっすぐな瞳の伊藤英明が、共感能力を欠くサイコパス役を演じるということで、私は
「あの黒目がちな伊藤さんには無理でしょ~」
というのが観る前の意見。
観た後は「あのタフな役は伊藤英明だから出来たかもしれない」と思いました。
そう、タフなんです。ハスミンは!
生徒総勢約40名+@を一気にヤルっていうんですから、そりゃタフですよ。
いちいちハスミンの全裸シーンがあったのが、面白かったです。きっとサービスなんでしょう。さすが海猿・伊藤、みごとな筋肉でした。
他、ゲイの久米先生との絡みがある前嶋くんも同様、描写が長かったな。あれもサービスなんでしょう、きっと。
あんな内容の多い話をどうやって映画にまとめるのかなー、と心配していましたが原作には無いストーリーなどもあって
時間短縮してましたね。脚本もそのまんまやるんじゃないから、頭使いますね。
それでも「あれ?このシーン原作読んでない人には短すぎないか???」というのは多々ありました。
14歳のハスミンのシーン、そしてアメリカに行ったときのエピソード。
この2つは原作でもかなり重要なシーンでしたが、サクサク描写されていてついていけない方もいたかと思います。
あと、納得いかないのは「マック・ザ・ナイフ」が流れる中、「よう、相棒」と語りかけるハスミンの幻覚。
この描写だと、ハスミンはちょっと精神に異常をきたしている様に写ります。それだとラストの「次のゲームをはじめてる」があんまり活きない。ハスミンは「冷静で、罪悪感もなく人を殺し、それを痛いとも悲しいとも感じない共感能力に欠けている」人なのだから、散弾銃が「brother!」と話しかけるあのシーンは、違う!と思うのです。
いやー、それにしても気分の良い映画ではないですね。血みどろだし。
フツーにホラーとかスプラッタとかのジャンルの血は当たり前ですが、日本映画のソレは描写がえぐいね。
あんまりオススメはしませんが、刺激が欲しい人は観てみても良いのでは。
言っておきますが、この映画にメッセージなんてありません!(あるかもしれないけど、私は受け取らなかった)
格言なんてないし、「だから仲間を大切にしよう!」だとか「おのれの信念を貫き通して!」とかは、ないです。
なので、エンターテイメントなんでしょう。娯楽ということです。
◆何度も引き合いに出しますが、やはり「バトルロワイヤル」の映画のクオリティーは素晴らしかったな。生徒数も悪の教典とはあんまり変わらないと思うけど、生徒のキャラ立ちがすごかった。だから「あの人は死なないで欲しい」とか「あいつは嫌なやつだ」とか感情移入が出来て、涙する場面もありました。北野武とかね、むしろかっこ良かった。その点、悪の教典は「圭介」役くらいかなぁ、感情移入したのは。「蓼沼将大」とかは原作ではもっと感情移入出来たけどなぁ。
◆この映画で一番良かったのは、やはり山田孝之演じる教諭「柴原哲朗」でしょう。彼がいなかったらこの映画はもっと弛んだものになったのでは。この役柄はキャラが原作とは違っていましたが、ラストシーンのアクセントとして好きでした。
◆考えたらこの映画を見たから風邪を悪化させたのかもしれない。
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