10/26迄上映中【桐島、部活やめるってよ】を観た @桜坂劇場

しゃーこ

2012年10月12日 02:23

久しぶりに桜坂劇場に行きました。メンバーズの期限も切れ、いちからやりなおし・・・ぷすん(´・_・`)


話題の邦画、「桐島、部活やめるってよ」を観てきました。
>>official HP

私、ツイッターも結構利用していて、先駆けて上映していた本土の友人が
「桐島、モヤッと飲み会」なるものを開いていたので、前から気にはなっていたけど
あー!!!もう観たい!という欲が今回はMAXの状態で臨みました。
感想を一言で言うと・・・

モヤッとした!!!

そりゃ、「桐モヤ飲み会」開かれるわけだ。

この映画、私が高校生だったら自分を投影しすぎて観れないなw
ツイッター上でも友人が「しゃーこは誰に感情移入するのかしらん?」的な事を言われたので、自分の高校生時代を掘り返しつつ観てたら、完全に「吹奏楽部の部長」キャラでした。彼女のキャラを「乙女」と評する方も分かりますが、ある程度かわいいからだと思います。

私の高校生時代に当てはめたら・・・キモイ、ウザイの言葉で片付けられそうです!いいの、もう終わった恋だから。

この映画に出てくる女の子たちは、ひとり一人が近くにいる「誰か」を想像させるキャラクターでした。
少女たちの価値観は様々。付き合っているのを隠したり、男に走ったり、部活に燃えたり。各々が青春でしたね。リアルだったな。女子の自分のテンションで人をちゃかしたりする感じ。あるある。これで亀裂が入るとか普通にある。高校を卒業したらこんなにまで特殊な空間はあまりないので、高校生のキミはそういうのも含めて楽しんだ方がいいよ。って当事者は無理か(笑)

思い出をたどると、私が感情移入した吹部の部長が恋する相手のヒロキくんですが、なんだか私の高校生時代にもいたなぁ、こんな人。もっと部活には熱かったと思うけど、もっとダルそうにしてたらヒロキくんな感じ。頭も良くて、スポーツ出来て、背も高くて制服の着こなしが良い。同じ学年はおろか先輩にも後輩にもその男はもててたなぁ。。。傍目からみても見事にもてていました。学年の女子のうち、1/3は彼が好きだったのではないか!?と思います。

あ、この場を借りて言いますが、制服マジックは女子だけにあらず!男子も制服を着ると断然格好よく見えます。これ、本当。
制服脱いだらモテオーラなくなる高校生を何回も見ていますから!だからAKBの男子バージョンとかあったら意外にはやるんじゃないかな?あ、別にショタとかではないのよ。誤解しないで!

さて、話は戻って傍観者役の主人公(←表現が難しいな)の神木隆之介くんですが、本当に良い役者になったなぁとしみじみ思いました。もう19歳なんですって!あんなに美少年だったのにもう青年だね。上手に育ったなぁとなんだか感慨深くなります。子役デビューも2歳なんだってよ。
役の映画オタクぶりが絶妙にはまっていて、軽くキモイ感じも好感持てました。

美少年と言えば「リリィシュシュのすべて」の頃の市原くん、タッキー&翼のタッキーも美少年だったけど、大人になるにつれなんだかゴツくなっちまってさ。可愛かったのに、と未だになじめない気持ちなのです。その点神木くんはイメージあんまり変わらないなぁ。

・・・と色々話は飛びましたがこの映画、面白かったです。女の子の汚くも美しい感じがすてきです。ラスト直前のシーンはなんだか気持ちよかった。吹部の演奏も良かった!(高知県の高校の吹奏楽部らしい。所さんの番組とか出てそうだな。日テレだし)

若干モヤっとはしますが、そのモヤっとを肴に飲み会が開かれた事を考えると、このモヤっとは一種のコミュニケーションツールです。そこの貴方も私と一緒にモヤっとを語ろうではないか!!!



■にしても、、、桐島!どんな奴だったんだ!?

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