映画「地獄でなぜ悪い」はスプラッターコメディだった!

しゃーこ

2014年04月08日 02:48



やっとこさ観れました。

映画「地獄でなぜ悪い」園子温監督作品。

「冷たい熱帯魚」では、でんでん の凶悪さを、
「愛のむきだし」では、満島ひかりちゃんの狂気とAAAの西島隆弘のポテンシャルと安藤サクラの腹の座りっぷりを
見事に引き出した園子温監督。

今回の「地獄でなぜ悪い」もずっと見たかったけど、なんやかや忙しく上映期間中に映画館に足を運べなかったので、
やっと出たDVDで鑑賞しました。

一言でいうと、ハードボイルド&スプラッター&コメディだった!
(私的な感想なので、主観・偏見上等)

「冷たい熱帯魚」は背筋凍りまくりで、もうとにかく でんでん の

「ええか、ボデーは透明やぞ」

の名言が体中を駆け巡り、人間の怖さに恐れおののきました。(実話だかんね)。
「愛のむきだし」も実話を元にしてるんだよね。どちらもホント、狂気の沙汰。

「地獄でなぜ悪い」は、実話じゃないからか、狂気といっても何かこう、間抜けというか可愛らしい感じ。
長谷川博己と星野源という、蛇のような口を持つお二人が出ててるんだけど、
なんか、こう、、、狂い切れてないというか。いや、すごく良かったんですよ。
でも園子温監督の作品には、どーしても役者の振り切りっぷりを求めてしまうというか。

そーみると、主演の方よりも、堤真一や友近の歯ブラシの歌の件は怖かったなぁ。笑えたけど怖かった。

そうそう、堤さんは日本刀を持ってからの立ち回りが異様にキレがあった。

映像はちょっぴりシャイニング的な赤の描写を感じたけど、でもすごく日本的。
あのザラっとした昭和の感じってどうやって出るんだろ?と素人ながらに知りたくなりました。

評価っていうほどえらくないのですが、星3つ!
◆地獄でなぜ悪い オススメ度:★★★☆☆




◆さー、今度は「凶悪」も見なくては。
◆レオナルド・ディカプリオのウルフ・オブ・ウォールストリートは久々に映画館で観ました。すっげー良かった!レオ様サイコ―!アカデミー賞私賞はあなたのもの!
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