本・雑誌のレビュー
一億総ツッコミ時代@槙田雄司(マキタスポーツ)読後レビュー
ご無沙汰しております、しゃーこです。
私のブログ、更新していないけどちょくちょく訪問者がいるんですね。
なんでかっていうと、マンガのレビューや映画のレビューが検索に引っかかるらしく、それを読んだら直帰するというなんともわかりやすい傾向。
そんな感じなので、私が他の情報を拡散しようとしても、まぁ効果がないwボランティアとかやってもまぁだれも見ないよ。
有名人じゃないからね。ファンがついているならカテゴリーなしで色々情報アップしてもアリかもだけど、やっぱりブログをやる上で気を付けたいのは「カテゴライズ」ですね。
なので、このブログは主にレビューを書くのが見る人のためになるのかな、と思い、それを中心に動かしていきます。
どーでもいい自分振り返りも書くけれども。
バッタバタの6月でしたが、ようやく心の余裕も出てきたので、こちらをご紹介。
◆一億総ツッコミ時代(槙田雄司 著)

みんな大好き!かは知らないけれど、私は大好き★マキタスポーツがコラムニストとしての才能を発揮している一冊だと思います。(でーじ上目線)
この本はその辺の自己啓発本読むより、ずっとおすすめですよ。内容はというと…
私のブログ、更新していないけどちょくちょく訪問者がいるんですね。
なんでかっていうと、マンガのレビューや映画のレビューが検索に引っかかるらしく、それを読んだら直帰するというなんともわかりやすい傾向。
そんな感じなので、私が他の情報を拡散しようとしても、まぁ効果がないwボランティアとかやってもまぁだれも見ないよ。
有名人じゃないからね。ファンがついているならカテゴリーなしで色々情報アップしてもアリかもだけど、やっぱりブログをやる上で気を付けたいのは「カテゴライズ」ですね。
なので、このブログは主にレビューを書くのが見る人のためになるのかな、と思い、それを中心に動かしていきます。
どーでもいい自分振り返りも書くけれども。
バッタバタの6月でしたが、ようやく心の余裕も出てきたので、こちらをご紹介。
◆一億総ツッコミ時代(槙田雄司 著)

みんな大好き!かは知らないけれど、私は大好き★マキタスポーツがコラムニストとしての才能を発揮している一冊だと思います。(でーじ上目線)
この本はその辺の自己啓発本読むより、ずっとおすすめですよ。内容はというと…
ああ息苦しい 一億総ツッコミ時代
ツイッターで気に入らない発言を罵倒し、ニコ生でつまんないネタにコメントし、嫌いな芸能人のブログを炎上させる。ネットで、会話で、飲み会で、目立つ言動にはツッコミの総攻撃。自分では何もしないけれど、他人や世の中の出来事には上から目線で批評、批難――。一般人がプチ評論家、プチマスコミと化した現代。それが「一億総ツッコミ時代」だ。動くに動けない閉塞感の正体はこうした「ツッコミ過多」にある。「ツッコミ」ではなく「ボケ」に転身せよ。「メタ」的に物事を見るのではなく「ベタ」に生きろ。この息苦しい空気を打破し、面白い人生にするために!
異才・槙田雄司(マキタスポーツ)による現代日本への熱き提言!!
は!っと気づかされました。
確かに世の中、ツッコミ過多になっている。
有名人の報道を見てはツッコミ、社内プレゼンの企画書を見てはツッコミ、友達との会話にもオチを求める…。
これって、わたしじゃん!!!
ツッコミってさ、センスが求められるよね。笑いを取りにいってるのかも知れないけれど、そのツッコミは誰かを傷つけていることがある。
いじられ役も多い私ですが、実際友人にツッコミを入れることは多々あり。
そのツッコミ、キレ味良いと思ってんの???あー恥ずかしい。穴があったら入りたい。
そんな気持ちになりました。
この本を読んで一番大切なのは「自分で動くこと」だと思いました。
なんていうの?人が動いたことに対してツッコミ(批判)を入れるんじゃなくて、自分で動いて笑い(成果)をとるほうが楽しいじゃないかと。
人がやっていることに対して何かを言うのは、とてもカンタン。
ツッコミ入れた人は「俺のツッコミで笑いが取れた」と思っているかも知れませんが、その笑い(成果)はボケあってのものだから!
※何度も言いますが、ここでのツッコミとボケは芸人のソレではありません。
人がやったことを笑いにするのって二次情報であって、実体験でも何でもないし、なんの財産にもならない。
ボケの人は自分で動いているから、その人が発信する情報は一次情報であり、経験なんだよね。
シンプルなことなんだけど、日常で見落としているわ。
人間関係でもさ、「あの人はこういう人」っていうのを良く聞くけれど、直接会って話して自分の感性でその人を見つめたい。
人間なんて対する人によって少なからず態度や表情は変わるからね。
音楽もアートも全部自分で触れて自分の感性で感動したい。経験したいんです。
他人の情報を聞いて、あたかも自分がそれを体験したかの様な感覚に陥るのは人生の楽しみ方として豊かではないなぁと思いました。
五感を働かせて、ちゃんと感じなきゃ、不感症になっちゃうよ!
あとね、ベタに生きろ!っていう提言もこの本には書いてあって、それ面白かった。
マイノリティーを愛する私は捻くれた考え方をするので、クリスマスとか誕生日とかをベタに祝うことがすごく恥ずかしいっていう考えだったんだけど、やってもいないのにそれってどーなのよ?と。まずはベタから始めてみます。夏は海!BBQ!ちゅら海水族館に行ったりカフェでスイーツの写真を撮ったり。。。うん、楽しそう!かな?
結局本のレビューというよりは、私的な感想になってしまいました。
いつも思うけど、レビューって何を書けば良いんだっけ?笑
とにもかくにも槙田雄司a.k.a.マキタスポーツの「一億総ツッコミ時代」はおすすめです!
悶々としているあなたに、ぜひ読んでほしい。なんだか希望の光が見えますよ。
(宗教っぽいな…)
◆一億総ツッコミ時代(槙田雄司 著)星海社オススメ度:★★★★★
・そうは言っても私もツッコミ体質からなかなか抜け出せない。最近、友人にツッコミという名の罵詈雑言浴びせることが多いので、気をつけたいと思います。「そのツッコミ、全然センスないよ!」爆
・この本は書店にはぜーんぜん売ってなくて、Amazonで買えばよいんだけど、なんか、こう…出会いたいじゃない?本屋さんに行くたびに探しまくってやっとこさ那覇のジュンク堂書店で出会いました。もう、見つけたときは「キャーーー★」ってなるよね。Amazonで買うのは確実なんだけど「ああ、来たの?」みたいに冷たくしてしまう笑。とはいえAmazonアフィリエイトでリンクを貼る私ですが、皆さんにはぜひ書店で「キャーーー★」を味わってほしい。時間の無駄だというならそれまでですが。
・マキタスポーツのこれがやばい!!!
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